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イーオン・フラックス オリジナル・アニメーション
Interview [インタビュー]

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InterviewerPeter Chung
実写映画化や、日本のクリエーターに関して
Interviewer Q9:映画版はアニメに登場したシーンを多数映像化していました。まつ毛にハエがまとわりつくところ、足が手になっている女性、イーオンが呼ぶと動く球など。これらのシーンの中で、実写化の仕方が成功していると思ったシーンはどこですか?
Peter Chung 全体的に見て、ベルリンのロケ地が、現実味があって信憑性を感じさせる世界観を実現するのに功を奏したんじゃないかと思います。理想主義的な環境にある大きくて重々しい建築物のおかげで、夢の中にいるように感じましたね。ただ、アニメーションに基づいた部分よりも、むしろ新しい展開を取り入れた場面の方により目を向けていたんじゃないかと思います。イーオンがコンクリートでできた洞穴状のトンネルに歩み入る場面の映像が特に気に入りましたね。巨大で幾何学的な背景を背にしたイーオンのシルエットが、明確ではっきりしていたのも良かったですね。
Interviewer Q10:実写映画化されたことによって、うれしいと感じたことはなにかありますか?映画についてでも、生活についてでもよいです。 
Peter Chung 映画のおかげで、キャラクターをより多くの観客に見てもらえた、それは嬉しい事だね。それに、イーオン・フラックスのエピソードがさらにアニメ化されることにも繋がりそうです。
Interviewer Q11:「アニマトリックス」に参加した川尻義昭と森本晃司がお好きだという噂を聞きました。彼らのどの作品が好きですか? 彼らの作品のどういう部分がお好きですか? 
Peter Chung 「迷宮物語」で川尻さんが監督した「走る男」の部分には驚きました。彼の「妖獣都市」、「ザ・コクピット」、「獣兵衛忍法帖」、「バンパイアハンダーD」などにはインスピレーションを多く受けましたね。川尻さんの作品は、デザインも監督もいつも精妙ですよね。彼は見る者を仰天させる瞬間を作り上げるんです。でもそれは、驚きが与えるただのショックでは済まされない。純粋な動きを使って物事の本質を抽出する本能が彼にはあるんですよ。彼の映画にはひねりのあるユーモアも行き渡っている。カメラや編集、音響に関する鍛錬と専門技術を強く感じ、驚きを覚えない時はないですね。日本の典型的な“かわいい”絵とは違うのも面白いと思いますね。

森本さんはアニメーターの中のアニメーター。他のアニメーターがやり方を教えてもらおうと意見を伺うようなアニメーターですね。彼は間違いなくどんなものでも書けるし、アニメーションにできるんです。彼の作品は、美や優雅さに対する彼の姿勢がたっぷり染み込んでいるばかりでなく、温もりやユーモアも取り込んでいる。「SF新世紀レンズマン」や「アキラ」、「ロボットカーニバル」での彼のアニメーションは、私の中で今でも技術精度における最高峰であり続けています。「MEMORIES」の「彼女の想いで」や、ケン・イシイのシングル「Extra」のビデオクリップ、「音響生命体ノイズマン」、「ビヨンド」(「アニマトリックス」で彼が担当したエピソード)、そして靴のブランドLe Saunda(ルソンダ)のコマーシャル、どれも数え切れないほど見てきたものだし、これからも見続けますよ。どれも目で見る音楽のようですね。
Interviewer Q12:日本のフィギュア(特に「マジンガーZ」)がお好きだとお伺いしました。他に日本の作品でお好きなものはありますか?どんなところがお好きなのでしょうか?また、ご自身の作品へは、どのあたりに影響を与えていると思いますか?
Peter Chung 日本のフィギュアは確かに集めていますが、マジンガーZより気に入っているものはそれほどないですね。ガイキングやライディーン、コン・バトラーなどのような70年代、80年代のスーパーロボット・ヒーローや、永井豪のロボットが好きですね。私は、スーパーロボットに比べると、ガンダムやマクロスのようなリアルロボットのファンではないんです。巨大ロボというコンセプトを、象徴としてではなくて文字通りロボットとして捉えていると思ってしまうんですよ。人間の姿を様式的で抽象的な方法で描いているという点で、フィギュアはアフリカの彫刻と類似している。ロボットというよりは、人体の象徴的な描写なんですよね。部族的な彫刻には、人間と一緒に動物の姿も含まれて入るものが多い。日本の現代文化では、飛行機のパーツやエンジン、巨大な金属製の乗り物で作られた複雑な構造を使って、ヒーローが組み立てられるようになったという事が魅力的ですね。日本の製造業界の英雄的な地位を例証しているんですよ。全国民の救世主なんですよ。

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