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『ゴッドファーザー コッポラ・リストレーションDVD BOX』発売記念
トークショー付き試写会レポート


10月2日(木)、新宿バルト9にて、『ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション DVD BOX 』発売記念して、「GF×GQ JAPAN コッポラ Night」を開催(現在発売中の「GQ JAPAN」11月号では4ページにわたる特集も掲載中!)。当日は、「ゴッドファーザー」の大ファン、井筒和幸監督、女優の杉本彩さん、そして「GQ JAPAN」のM口重乃編集長によるトークショーとBlu-rayディスクによる上映会が行われました。 冒頭、サプライズで井筒監督が赤い薔薇の花束を携えて登場し、杉本さんにプレゼント。大人のための男性誌「GQ JAPAN」のイベントらしく、色気もあってダンディーな男っぷりを披露し、和やかな雰囲気でトークが始まった。 先ず、初めて本作を見たときのことを聞かれると――
 

当時、封切初日で観た監督は、その頃のことをつぶさに思い出しながら、「それまでのマフィア映画とは一線を画し、とにかく圧倒され衝撃を受けた。」と少年のよう目を輝かせ熱弁!
 

杉本さんは「始めて観たのは20代の時、その時は純粋に名作として、でも今ほどリアリティーを持って観てなかった。今なら、映画の中の愛と野望に満ちたギラギラした男性の感じが、この年になって色々な男性を見てきて、つくづく男ってこういうものなんだ、というのがよくわかるようになって、益々面白くなってきました。」と、なんとも重みのある一言。
 

杉本さんと同年代のM口編集長が「TVの洋画劇場で見たのが最初で、マーロン・ブランドのファンだった父に、眠たい目をこすりながら観せられた記憶がある」というと、「(スクリーンで見てないなんて)残念ですね〜」と井筒監督がチクリ。
 
心に残るシーンを聞かれると――
 
「本当の男らしさと言うところに焦点を絞ると、ビトが抗争の果てに、息子の死を乗り越えてファミリーの団結を唱える寛容さ、全てを許す心に男らしさを感じる。」と、女性らしい洞察を披露。また、それぞれ魅力的な俳優が出演している中でも、アル・パチーノよりも若いころのデ・ニーロがお気に入りとのこと。
 

監督は、「銃弾に倒れたビト(マーロン・ブランド)が入院する病院に、マイケル(アル・パチーノ)が見舞いに訪れる緊張した場面で、一瞬画面を看護婦が横切るカットが入ると、当時、映画館で歓声が上がり、“敵が来たかぁ!?”と劇場が一瞬どよめいた。」と、楽しそうに語り、マフィアのルーツでもあるシシリア島のコルレオーネ村に行ったエピソードも飛び出しました。
また、「仕事柄、冒頭のシーンのカット割を覚えようと何回も必死観たが、毎回一瞬で物語に引き込まれてしまいどうにもならなかった。現在我々が一般的にやっているライティング、光源処理、などこの作品がまさにお手本、マスターピース。いまだにこの映画を抜く作品はない!」と、作り手側からの感想も解説。

 

最後に見所を訊ねられて――
 
「コッポラの偉業はもちろん、撮影監督のゴードン・ウィリスが“ゴールデンアンバー”という黄金色のシックな黒の画調を生み出して世界の映画のルックが変わった、革命的な映画。」
 
「何度観ても素晴しい、自分の生きてきた人生とか年数によって感じ方が違います、自分が年を重ねれば重ねるほどどんどん味わい深くなってくる作品です。」
 
「リストレーションDVDの黒が本当に美しく、音もいい。特に、コルレオーネの部屋のシーンなど特徴できでした。あと、個人的には井筒監督に、杉本さんも出演して日本版のゴッドファーザーを撮ってもらいたいですね(笑)」
 
この日は、辛口でならした井筒監督が上機嫌、30分ほどのトークはどんどんヒートアップしてゆき、司会からトーク終了が告げられると、「オールナイトイベントやったらいいのに!」とまだまだしゃべり足りない様子でした。現在発売中の「GQ JAPAN」11月号では4ページにわたる特集が掲載中です。

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